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真宗大谷派で読むお経

浄土三部経、正信偈、和讃、御文。法要で耳にする言葉の出どころと、お勤めの意味を紹介します。

法要で読まれている言葉を、ひとまとめに「お経」と呼ぶことがあります。
しかし、お釈迦さまの説法を伝える経典と、祖師 親鸞聖人が教えを受けとめて著された文章や偈文、詩は、同じものではありません。まず、その違いからご案内します。

教えのよりどころとなる「浄土三部経」

仏説無量寿経(ぶっせつむりょうじゅきょう)
「大経」とも呼ばれます。法蔵菩薩の願いと歩み、阿弥陀如来の本願が説かれる経典です。

仏説観無量寿経(ぶっせつかんむりょうじゅきょう)
「観経」とも呼ばれます。韋提希夫人の苦しみを背景に、浄土を願う教えが説かれます。

仏説阿弥陀経(ぶっせつあみだきょう)
「小経」とも呼ばれます。阿弥陀仏の浄土のありさまと、諸仏がその教えを証しすることが説かれます。真宗大谷派の法要でも読誦されます。

正信偈は、親鸞聖人が著された偈です

正信偈(しょうしんげ)の正式な題は「正信念仏偈」です。親鸞聖人の『教行信証』に収められ、念仏の教えと、その教えを伝えた七高僧の歩みを讃えています。
日々のお勤めで親しまれていますが、お釈迦さまの説法を記した経典そのものではありません。

念仏・和讃・回向

お勤めでは正信偈に続き、念仏や和讃、回向をお勤めします。
和讃は、親鸞聖人が仏・祖師の徳や教えを和語で讃えたものです。
回向は、いただいた功徳をひろくすべてに向ける意味をもつ言葉です。真宗では、如来からの回向を大切に聞いていきます。

御文(おふみ)は、蓮如上人のお手紙です

御文は、蓮如上人が念仏の教えを伝えるために書かれたお手紙です。法要で拝読される「白骨の御文」もその1つです。これも経典そのものではなく、教えを私たちに伝える大切なお聖教です。

三誓偈・嘆仏偈について

三誓偈(さんせいげ)や嘆仏偈(たんぶつげ)は、『仏説無量寿経』の中の偈文です。勤行本(赤本)にも収められています。
正信偈と名前は似ていますが、出どころが異なります。

般若心経は読むのでしょうか

真宗大谷派では、浄土三部経や正信偈などを中心にお勤めします。般若心経を日常の標準的な勤行として用いるわけではありません。他の宗派のお勤めを否定するのではなく、大切にしている教えとお勤めの形が異なるとお考えください。
住職も他宗派の法要に参加したときは読誦することもあります。

初めてお勤めに参加するとき

初めから全部を読むのは難しいでしょう。節回しもありますしね。
勤行本の開くところや読み方が分からないときは、どうぞお尋ねください。声に出せるところは一緒に読み、難しいところは耳を傾けることから始めてみてください。

読む速さや長さで供養の価値を測ったり、比べたりするものではありません。法要の次第によって拝読するお聖教は異なります。淨泉寺での具体的な勤行の組み立ては、ご法要を申し込まれる際にお尋ねください。

もっと知りたい方へ

本文や読み方を確かめるときは、真宗大谷派の勤行本・聖典をご参照ください。このページは意味の入口を案内するもので、勤行本の全文や音源を転載するものではありません。

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参考にした宗派・寺院の案内

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しんらん交流館「正信偈の教え」

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